穴の開いたティーバッグから茶葉が漏れ出している
元々同じ場所にいるのに一つ壁を越えれば怪訝に扱われる
僕だってそっち側に行きたいよ
なんでこんな壁に閉じ込められていなきゃならないんだ
僕の存在、鬱陶しさ、香り、全て混ぜ合わせて飲み干してほしい
息を呑む会場を目の前にしたならば、消え去ることも容易であろう。ピーマンの空洞にいる私をどうか種明かししないでもらいたい。
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