滝のようにながれる
机の上にしたたる
服の上にもしたたる。
熱いようで、どこかぬるい
透明のようで、どこか淀んでいる
世界が変わるならば
あの時に戻れるならば
そんなことはよくある話
現実は残酷に進んでいくのみ
もしもやりなおしが効くのならば
こんな未来は待っていなかったのかな
私がもってうまくやっていれば。
もしくは動かなければ
今のこの惨状にはなっていなかったかもしれないね
ごめんね。
申し訳ないよ。
ただひたすらに。
流れ落ちるメンマ。
白いシャツを染めるスープ。
優しく私を撫でる麺。
勢いでいれたニンニク。
そのどれもが私を作る思い出。
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