詩して詩かばね
2021年10月31日日曜日
ヘドロ
世界が淀む
人も街並みもヘドロだ
どうしてこんなことになった
道を踏み外したのか
そんなはずはない
そんなはず
戻って確かめてみるか
そんな時間はない
ならばどうすればいい
どうすれば
はらりと落ちる汗
とめどない焦り
なんてくだらない世の中なんだ
そうか
眼鏡が曇っていただけか
答え
世界が淀んで見えることへの焦燥感
この前までこんなはずではなかったのに
そしてふと気付く
世界はくだらないと
眼鏡が曇っていたから世界が淀んでいたのか
眼鏡が曇っていたから世界が綺麗に見えていたのか
想像を楽しむ詩
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逃げる
息を呑む会場を目の前にしたならば、消え去ることも容易であろう。ピーマンの空洞にいる私をどうか種明かししないでもらいたい。
逃げる
息を呑む会場を目の前にしたならば、消え去ることも容易であろう。ピーマンの空洞にいる私をどうか種明かししないでもらいたい。
青い草
信号は青なのに 人は渡っているのに 足が動かない どうして前に進むのか 果たして前が前なのか アスファルトが敷き詰められた道には 道草も咲くことがないのか
雨粒
窓についた雨粒が助けを求めている なかにいれてほしい あなたのようふくのなかにはいりたい ここはさむい まどはつめたいよ はやくなかにいれて 何か言いたげに震えている 私は震える彼らを見てじっとしているばかり どうしようもない その行方を眺めるばかりだ
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