燃え盛る業火の中
たたずむ男が一人
灼熱の炎に抱かれる彼は
愛を欲している
だがその力がある限り
近づくものは塵芥となり果てる
彼はいつも独りだ
息を呑む会場を目の前にしたならば、消え去ることも容易であろう。ピーマンの空洞にいる私をどうか種明かししないでもらいたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿