砂ぎもじゃりじゃり
孤独なビーナスなんて小洒落てる
小生意気にじゃこを咥えて美人ずら
邪険にすんなよ
こちとら砂で髪がざらざらなんじゃ
ドレスなんざ着たこともない
涼しい顔のビーナス
これが私の素なんて冗談じゃない
息を呑む会場を目の前にしたならば、消え去ることも容易であろう。ピーマンの空洞にいる私をどうか種明かししないでもらいたい。
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